頭痛・首こりの原因はストレートネック?喉の詰まりとの関係とは

頭痛や首こりに悩まされている方は少なくありません。

病院では異常がないと言われた。
肩や首をほぐしてもスッキリしない。

そのような方の身体を見ていると、共通していることがあります。

それは「首の前側の緊張」と「喉元のスペースの狭さ」です。

もちろん、頭痛の原因はさまざまであり、一つの原因だけで説明できるものではありません。
しかし、首の後ろだけでなく、首の前側や顎の下、舌の周辺の緊張が強くなっている方を多く見かけます。

頭痛がある人に多いストレートネック

現代人に非常に多いのがストレートネックです。

本来、首の骨はゆるやかなカーブを描いています。
しかしスマホやパソコンを見る時間が長くなると、顔が前へ出た姿勢になり、そのカーブが失われていきます。

すると頭の重さを首や肩だけで支える状態になり、首まわりの筋肉へ大きな負担がかかります。

頭の重さは成人で約4〜6kgほどあるといわれています。

顔が前に出れば出るほど首への負担は増加し、首こりや肩こり、頭痛につながることがあります。

実際に頭痛を訴える方の身体を見ると、顔が前へ出ているだけでなく、首の前側が引きつったように硬くなっているケースも少なくありません。

首の前側が硬くなると喉元のスペースが狭くなる

首の前側にはさまざまな筋肉があります。

飲み込みに関わる筋肉。
舌につながる筋肉。
顎の動きに関わる筋肉。
呼吸に関わる筋肉。

これらが緊張すると、喉元全体が詰まったような感覚になることがあります。

実際に、

・喉がつかえる感じがする
・顎の下が硬い
・舌が疲れる
・飲み込みにくい
・首の奥が痛い

といった訴えをされる方もいます。

首の後ろばかりに意識が向きがちですが、前側も同じくらい重要です。

特にストレートネックの方は、首の前側が縮みながら硬くなり、後ろ側も引っ張られるため、前後両方から首へ負担がかかっていることがあります。

胸を張りすぎる姿勢も要注意

意外に思われるかもしれませんが、胸を張ることが原因になっているケースもあります。

一般的には「胸を張る=良い姿勢」と思われがちです。

しかし必要以上に胸を張ると、肋骨が持ち上がりすぎたり、上部胸椎の自然な丸みが失われたりすることがあります。

さらに、肋骨の前側が本来の位置より下がってしまっている方もいます。
この状態では胸郭全体のバランスが崩れ、喉元や首の前側を下へ引っ張る要因になることがあります。

すると首だけでバランスを取ろうとして、頭が前へ出やすくなります。

一見すると姿勢が良く見えても、

・腰が反っている
・肋骨が開いている
・肋骨の前が下がっている
・顎が前へ出ている

という状態になっていることがあります。

このような姿勢では首の前側の緊張が抜けにくくなり、結果として頭や顔まわりの負担につながる可能性があります。

耳鳴りや顎の不調との関係を感じる方も

私自身、過去に突発性難聴を経験したことがあります。

その時に強く感じたのは、耳そのものよりも首の奥や喉まわりの痛みでした。

さらに顎の下や舌の周辺にも違和感があり、頭の中全体が強く緊張している感覚がありました。

もちろん、難聴や耳鳴りにはさまざまな原因があります。

首の緊張だけで説明できるものではありません。

しかし整体の現場でも、

・耳鳴りが気になる
・顎が疲れやすい
・食いしばりがある
・頭が重い
・喉に違和感がある

という方が、首の前側や顎の下の緊張を抱えていることは少なくありません。

身体はすべてつながっています。

首だけを切り離して考えるのではなく、呼吸や顎、舌、胸郭とのつながりを見ることも大切です。

整体ではどこをチェックするのか

頭痛や首こりの方に対して、当サロンでは単純に肩を揉むだけではなく、身体全体のバランスを確認していきます。

特に確認するポイントは、

・首の前側の緊張
・顎の位置
・顎の下の硬さ
・胸郭の動き
・肋骨の位置
・呼吸の深さ
・頭の位置

などです。

症状が出ている場所だけではなく、なぜそこへ負担が集中しているのかを考えることが重要です。

頭痛があるから頭を触る。
首こりがあるから首を揉む。

それだけでは根本的な改善につながらないこともあります。

身体全体のつながりを見ることで、新しい発見が生まれることがあります。

まとめ|頭痛や首こりは喉元の状態もチェックしてみましょう

頭痛や首こりが続いている場合、首の後ろだけでなく前側にも注目してみる価値があります。

ストレートネックや姿勢の崩れによって首の前側が緊張すると、喉元や顎の下、舌まわりにも負担がかかることがあります。
また、肋骨の前側が本来の位置より下がっていると、喉元を下へ引っ張る要因にもなり、首の前側の緊張を強めることがあります。

もちろん、頭痛には重大な病気が隠れている場合もあります。
強い症状や長引く症状がある場合は、まず医療機関への相談が大切です。

そのうえで、病院では異常が見つからないけれど不調が続いている方は、一度ご自身の「喉元のスペース」や「首の前側の硬さ」、そして「肋骨の前の位置」に目を向けてみてください。

思わぬところに、不調改善のヒントが隠れているかもしれません。

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