首こり・自律神経を整える頸椎1番ケア

首こりや肩こり、頭の重さ、不眠や自律神経の乱れに悩んでいる方はとても多いです。
マッサージを受けてもすぐ戻ってしまう、姿勢を意識しても楽にならない、そんな経験はありませんか。
その原因は、首全体ではなく頸椎1番(環椎)の感覚がうまく働いていないことにある場合があります。
当サロンでは整体だけでなく、「日常でできるデイケア」として、神経にやさしいセルフワークもお伝えしています。
施術とセルフケアを組み合わせることで、不調を繰り返しにくい身体づくりを目指します。
頸椎1番が首こりと自律神経に与える影響
頸椎は7つの骨で構成されています。
その中でも頸椎1番は特別な役割を持っています。
頸椎1番は頭を支える土台であり、視覚やバランス感覚、深部感覚と密接に関わっています。
この部分の感覚が鈍くなると、脳は首を「危険な場所」と判断し、無意識に力を入れて守ろうとします。
その結果、首こりや肩こり、頭痛、ストレートネックのような状態が起こりやすくなります。
また、脳が常に緊張モードになるため、自律神経のバランスにも影響が出やすくなります。
頸椎1番はどこ?感じることがスタート
頸椎1番は、次のようにイメージすると分かりやすいです。
・背骨の一番上の骨
・鼻の骨の奥
・耳の穴の奥あたり
・頭蓋骨がのっかっている場所
実際に触って探す必要はありません。
「このあたりに頭が乗っている」と感じるだけで、脳は首を細かく調整するモードに入ります。
首を動かすと顎が上がりやすい方は、まず目線をまっすぐ前に向けてみてください。
無理に顎を引いたり、姿勢を正そうとする必要はありません。
気づくだけでも変化が起こりやすくなります。
鼻先1cm×目線で行うデイケアワーク
デイケアとしておすすめしているのが、頸椎1番をやさしく目覚めさせる微細ワークです。
大きく動かさず、「感じに行く」ことがポイントです。
境目を感じる
首の背骨の上に頭蓋骨がのっていることをイメージします。
耳の穴の奥、鼻の骨の奥ぐらいの高さを意識してください。
鼻先を1cmだけ動かす
1つ目は、鼻先を縦に約1cm動かします。
「うんうん」とうなずくような、とても小さな動きです。
2つ目は、鼻先を横に約1cm動かします。
「いやいや」と首を振るようなイメージですが、動きは最小限にします。
頸椎1番の回旋角度は、左右あわせて約5〜10度程度です。
ごくわずかな動きを感じに行くことが大切です。
分からなくても問題ありません。
この辺の奥が動いてるのかなと意識を向けるだけでも良いです。
目線で頸椎を順番に動かす理由
次に、目線を使って首を動かしていきます。
首の背骨は7本ありますので、頸椎1番から順に連れていくようなイメージで行います。
遠くを見つめながら、ゆっくり横を向いていきます。
途中で硬さを感じるところがあれば、そこでしばらく止まり、呼吸を続けます。
その後、またゆっくり正面に戻します。
目線と首は強く連動しています。
目線を使うことで、筋肉で無理に動かすのではなく、神経主導の動きに切り替わります。
これにより、首や肩の余計な緊張が抜けやすくなります。
整体をする意味は「整えて終わり」ではない
整体の目的は、固まった身体を一時的に緩めることではありません。
本当の目的は、身体が「動いていい」「力を抜いていい」と脳が理解する状態をつくることです。
例えば、首の施術であれば
・頸椎1番の感覚を取り戻し
・首が安全に動けることを脳に伝え
その状態を日常で維持できるようにしていきます。
そのために、デイケアとしてセルフワークをお伝えしています。
デイケアを続けることで期待できる変化
整体とデイケアを併用することで、次のような変化が定着しやすくなります。
・首の可動域が自然に広がる
・頭が軽く感じる
・首こりや肩こりが戻りにくくなる
・呼吸が深くなる
・自律神経が整いやすくなる
強く揉んだり、無理に姿勢を正さなくても、身体は変わっていきます。
まとめ
首こりや自律神経の乱れを改善するためには、頸椎1番の感覚を取り戻すことがとても重要です。
整体で整え、日常では小さなデイケアを続ける。
この両輪がそろうことで、不調を繰り返さない身体づくりにつながります。
首がつらいと感じたときこそ、頑張らず、やさしく感じることから始めてみてください。
それが、身体と脳を安心させる一番の近道です。

